【任意後見とは】
任意後見は、いまは元気でしっかりしているが、将来が心配。寝たきり、認知症になったらどうしようという方のために後見人を予約しておく制度です。公証役場で後見人予定者と予約契約をします。
将来、自分になにかあった場合、後見人として活躍してもらいます。それまでの間を見守ってもらう“見守り契約”をつけることもあります。
【こんなときは後見人(任意後見)】
- ・夫や子供がいない。
- ・面倒をみてくれる親族がいない。
- ・将来認知症になってしまったときが心配。
- ・将来寝たきりになったときが心配。
- ・夫がいるけど認知症、自分が将来認知症になったらどうしよう。
- ・障害者の子供がいるけど、自分が将来認知症になったらどうしよう。
【後見人は誰がなるの?(任意後見)】
契約で後見人をきめます。子供、親族、場合によっては司法書士等の専門家がなります。事前に話しをしてお互い納得されることが大事です。将来の自分のことをまかせるのですから信頼できる人に頼みましょう。ご希望があれば当事務所で任意後見人をお受けすることができます。
【後見人をつけるには(任意後見)】
任意後見の場合、公証役場で任意後見人予定者と契約をします。相談から契約まで、約1ヶ月かかります。後見人予定者(任意後見受任者)として契約をすると法務局に登記(登録のようなものです)されます。本人が認知症等になった場合、契約が発効します。登記された証明書をもって、任意後見人は本人にかわって法律行為をすることになります。
当事務所では、任意後見契約書の作成・任意後見人の就任をお受けしています。
(後見人がつくまでの流れ)
●相談・打ち合わせ
↓
●任意後見契約書の作成
↓
●公証役場にて任意後見契約
↓
●法務局に任意後見受任者として登記
【任意後見の費用】
●相談料 1時間 5,500円
ただし、業務依頼して頂いた場合は相談料はかかりません。
司法書士手数料 | 実費 | 合計 | |
---|---|---|---|
任意後見契約書 作成 (書類作成) |
165,000円 | 公正証書費用 等実費約4万円 |
約210,000円 |
任意後見人就任 費用 (見守り費用・後見業務費用は含んでいません) |
330,000円 | 公正証書費用 等実費約4万円 |
約370,000円 |
(令和元年10月1日改定)
- 上記契約書作成以外に各種書類作成もお受けしています。
(33,000円〜) - 上記費用は契約内容の難易度により金額が変更する場合があります。
- 上記費用は業務の都合により予告無しに変更する場合があります。